両替機と券売機の識別機【ビルバリ】故障と修理について

- 10000円・5000円の読込が悪い
- お札を入れると途中で詰まってしまう
- 修理対応をしてくれる業者が見つからない
など両替機の識別機『ビルバリ』トラブルで困ってませんか?
また、2024年のお札の変更まで、いま使ってる両替機を使い続けたい方も多いのではないでしょうか?
そんな方に、ビルバリが(識別機)お札を読み込まない原因と対処方法を解説します。
Contents
両替機の故障 ビルバリ(識別機)
なぜ?お札を読み込まないのか・・・・
そもそも、何故お札を読み込まなくなったのでしょうか?
- ベルトが汚れている
- お札そのものが汚れている
- お札が破れていたり折り目が付いている
- センサーや磁気ヘッドに汚れが付着している
主な原因は、4点です。
途中まで入るんだけどもどってくる?!
なんて事を経験したことありませんか?
まずは、ベルトを確認してみよう!
お金が通る識別機の部分に2本のベルトが付いています。
ほとんどの識別機に2本ベルトがついてると思うのですが・・・ここをよーくみてください!
なんだか、ツルツルになってませんか?
じつは、これが原因の一つです!
識別機(ビルバリ)はお札を次の方法で識別しています。
- 各金種の長さ
- インク
- お札の柄
などを検知しています。
ベルトに付着した汚れが原因で、お札がすべってしまい長さを正しく検出できないのです。
わたしたちは、これをベルトスリップと呼んでます。
ベルトスリップとは、お札を読み込むときにベルトの上でお札がスリップする現象です。
お札の長さを検知する段階で、検知不能となっています。
ベルトがスリップするとなぜ長さを正しく検出できないの?
と疑問におもったかたもいるとおもいます。
じつは、お札の長さはベルトによって搬送される時間で検出されてます。
すこしでもお札がスリップして時間がロスすると・・・
識別機は「ん?おまえだれ?10,000円にしては、ながくね?」といってはじいてしまうのです。
これが、いちばん多い事例です。
ベルトスリップを改善する対策は?
方法は2つです!
1ベルトについてる不純物を除去する
2ベルトをこうかんする
以上の2つです!
ベルトについてる不純物を除去する方法
ベルトについてる不純物を落とす為に
- 脱脂綿
- 精密機械整備専用のアルコール
を用意してください。
精密機器専用のアルコールがなかったら上の写真に掲載してるアルコールで大丈夫です。
準備が出来たらベルトの表面を脱脂綿で掃除してください。
汚れが落ちるまで拭くのがコツです。
ついでに磁気ヘッドなども軽ーく拭いてください!
センサーがあればセンサーも拭いてみましょう!
拭いても改善されなかったら、ベルトの交換になります。
ベルトに表記してる刻印が見えなかったり、ベルトが擦り切れてボロボロになってるようでしたら交換をおすすめします。
赤の矢印部分をよく見ると、番号が確認できます。よーくみると番号と英数字の組み合わせになってます。
これで、探すとモノタロウなんかに売ってる場合もあります。ただし、同じ型番でも材質がいろいろあるので注意してください。
「タイミングベルト ベルトに書いてある英数字」で検索するとネットで販売してる部品もあります。
購入したらベルト交換してください!※機械いじりが不得意な方にはオススメいたしません。
以上書いたのは、あくまでもベルトが悪い場合です!
もし、上記の方法でベルトスリップが改善できない場合は当社にご相談ください。
手間をかけず専門の業者に相談するのが一番コスパいいかもしれません。
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