券売機VT-S20のコインチューブ・コインカセット編
小型券売機VT-S20のつり銭容量を増やす
今回は『グローリー製VT-S20・小型卓上タイプの券売機』に限ったお話しです。
VT-B20やVT-G20Mには無関係の記事になります。
VT-S20の欠点とも言える『つり銭ストック、収納のすくなさ』を解消する方法をご案内します。
大幅に収容量が増えるわけではありません!
たくさんストックされたいお店は、有償オプションのカセットチューブが不可欠になります。
メーカーへお問い合わせください。
小型券売機VT-S20を使いこなそう!
下の画像をご覧ください。各金種ごとにチューブが並んでいます。
このチューブに、各硬貨を間違えないよう(※注)投入してください。
向かって右端、赤丸の部分にSUBチューブがあります。
ここは、100円または10円どちらか1金種のみ選ぶことができます。
もちろん、使用しなくても問題ありません。
この設定はディップスイッチを切り替えるだけ、とっても簡単です。
ただし、大事なことなので切り替え後は必ずチェックしましょう。
~レンタルご契約のお客様~ご要望があれば当社が切り替えてから納品いたします。
券売機VT-S20をレンタルしてみたい方はこちら!
今だけ!レンタル券売機ご契約で両替機を無料貸し出しキャンペーン中!!
コインカセット余談その1
100円と10円は、使わない金種であっても最低17枚入れてください。
理由はセンサーが付いているため。これでつり銭ありと認識してくれます。
この枚数を下回るとエンプティエラーが出ます。
W表示となり発売中止の状態になります。
故障ではなく補充のサインですから、解除すれば元に戻ります。
五百円と五十円は上の金種で代用できるので、入っていなくても発券されます。
コインカセット余談その2
下の画像を参照ください。
レンタル用の券売機には、黄色のテプラシールを貼っています。
ツメの場所が非常にわかりづらいため、見栄えは悪いですがこの処置をしています。
硬貨補充の際は、ツメをほんの少し内側に押し、手前に引いてください。
力まかせに引っ張ると、ツメが折れてしまうのでご注意ください。
では、折れるとどうなるか?
コインカセットがパカパカすることにより、
取り外しづらい+隣チューブに別金種が混ざるといった不具合が出ます。
売上げ誤差にも繋がるため、大事に取り扱ってください。
コインセレクターのおまけ余談
2021年11月に新500円硬貨が発行されました。
発行当初はあまり見かけませんでしたが、ここ最近はつり銭で貰う機会も増えました。
対応済みのコインセレクターには、このようなシールが貼られています。
新500円だけになるのではなく、従来の500円も併行されます。
2種類の500円玉が存在するわけです。
VT-S20のSUBチューブを試してみよう!
アトラスでも実際に使用してみました。
えぇ?驚いたことに、SUBチューブは硬貨の受け入れができません!!
つり銭は循環式(リサイクル)なのに、SUBは払い出すだけの役割です。
つまり、開店前に元詰したあとは、補充をしない限り減るいっぽうです。
払い出す順番は、本来の100円チューブ→なくなるとSUBに切り替わる→100円チューブに受け入れ硬貨が貯まると元に戻る。これを繰返しているようです。
断言できませんが、こういった仕組みかと思います。
文頭に記した、有償オプションのカセットチューブが高い場合は、
カセットを1つ購入するのが良いかもしれません。
予備カセットは常に硬貨をセットしておく。つり銭が少なくなったらサッと交換する。これだけでも時間短縮になります。
~レンタル契約のお客様へ~ご希望があれば、予備カセットを無料で貸し出しております。数に限りがありますので、都度の在庫確認をお願いします。
別サイトに遷移します
お問い合わせはこちら