2023.04.04

両替機ERD-20QE入庫整備 入金ユニット編

両替機 紙幣識別機 修理 点検

今回はERD-20QEの入金ユニットの入庫整備についてご紹介します。

入金部の受付が悪いとイラっとしますよね。

ストレスなく両替が行えるようしっかり点検していきましょう。

まず、紙幣識別機を分解し、各部の動き具合をチェックします。

磁気ヘッドは付着物を除去します。

ベルトにはゴム製と布製があり、布製は間違いです!!すぐ滑り出してしまいます。

使われているベルトが布の場合は劣化を問わず交換です。ゴムの場合は劣化度合いを見ます。

お客様が自分で交換する場合は「ゴム製」を選択してください。

 

紙幣通路のローラーの汚れを取ります。

 

点検が終わると単体テストして紙幣を4方向通し正常動作を確認して作業は終了です。

 

余談ですが、紙幣識別機には2種類あります「新札対応機」「新札準対応機」のどちらかが貼られています。

「新札準対応機」は5000円札が使えない機種と思ってください。

 

次にスタッカー(紙幣収納部)の点検です。

後ろの搬送通路の点検です。

こちらにはゴムベルトが2本と、羽根タイプのゴムローラーが4つどちらも消耗品です。

ベルトに関しては短い為、伸びは目立ちませんので劣化進行は遅いです。

ゴムローラーは羽根を軽く引っ張って伸びたままだったり、チギレるようなら交換です。

 

モーター側もタイミングベルトの状態、センサー汚れ等確認して終了です。

 

組み立て後、本体にセットして動作確認し作業終了となります。

 

 

 

 

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