中古券売機を買う前に押さえておきたいリスクと4つのポイント
みなさんこんにちは!
券売機を購入したいけど
- 新品は値段が高くて手が出ない
- 中古の券売機は、ちゃんと動くか心配
- 券売機が壊れたときに修理をどこに頼んでいいのか分からない
などの悩みがあると思います。
このページをご覧のお客様も、高額な商品を買うときに、一度は「新品がいいか?中古にしようか?」迷ったことがあるんじゃないでしょうか?
券売機も高機能なタイプになると100万円を超える高額な設備です。
けっこうな金額になりますよね?
そこで、こんかいは中古券売機のリスクと購入するときのポイントを詳しく解説いたします。
このページを見ると、中古の券売機でも安心して買うことができる知識が付きます。
Contents
中古品のリスク
さいきん、ロードサイドをクルマで走っていると「中古雑貨・中古衣料品・中古車・中古オフィス用品」など様々なリサイクルショップを見かけると思います。
世の中が不景気になって、それだけ中古品の需要が多い証拠ではないでしょうか?
中古品は、値段が安いといったメリットの一方で、
- 衛生的ではない
- 部品の欠品や不備が多い
- 部品交換ができない物がある
以上のリスクがあります。
衛生的でない
券売機は、クルマみたいに動くものではないので傷や凹みが少ない商品ではありますが衛生面で問題があります。
油・埃などが蓄積しやすくクリーニングしても、なかなか匂いが取れないことがあるのでショップなどで券売機をみせてもらう場合は、ドアをあけて臭いを確認してください。
特有の臭いがするようでしたら、前所有者がどんな商売で使っていたのか確認するといいでしょう。
飲食店で使用していた券売機は、クリーニングを念入りにしないと臭いが取れません。
中身を確認して、油汚れなどが残ってないかしっかりと見てください。
チェックするポイントは、
- ドアの下部
- 電源コード
- コインセレクター
など3カ所は最低でもチェックしましょう!
ドアの下部は写真の部分↓
電源コードは、見落としがちですがチェックしてください。
マメな業者は、電源コードまでキレイに掃除してる場合が多いものです。
コインセレクターは写真の部分↓
コインセレクターは、硬貨が通る場所なので中古品は汚れが必ずついています。
この辺を掃除してない場合は、整備も掃除もいい加減な場合がおおいのでチェックすることをおすすめします。
知識のある業者は、ここの汚れが気になるものです。
クリーニングは、中古販売の基本なので、いい加減な場合は別のお店で券売機を買った方がいいかもしれません。
アフターの対応も悪い場合があるので、事前に確認してくださいね!
欠品や不備が多い
中古品は、使用年数が長くなるほど部品の欠品と不備が多くなります。
取り扱い説明書・鍵は最低限必要になってきますが、見えない部分で欠品や不備があると厄介です。
券売機は、外見だけにとらわれていると
- プリンターの印字が薄い
- お札の読み込みが悪い
- ボタンの効きが悪い
- エラーが頻発する
などの不具合があとからわかってきます。
印字プリンターの不具合は、購入した後で気づいても対応してくれない中古業者が多々あるのでプリントアウトした用紙を見せてもらうようにしてください。
印字が薄い以外に、
- 文字が識別できない
- ドットが抜けている
- 文字に線が入る
などが多々あります。
プリンターと識別機は、壊れやすく交換すると高額な部品なのでチェックは怠らないようにしましょう。
部品交換ができない物がある
券売機は、2024年にお札の変更があります。
機種により識別機の変更ができない機種もあるので、購入時に確認してください。
機種によっては販売時期により改造が必要な場合もあるので、購入される方に製造年月日か個体番号を必ず聞いてみてください。
とくに、購入して5年以上の券売機は注意が必要です。
メーカーによっては、券売機が故障した場合に修理や部品交換に応じてくれないメーカーもあります。
購入するときに、ショップや売却者に「この券売機は、故障した時メーカーで修理してくれますか?」と尋ねてください。
もし、答えられなかったときは購入を避けてください。
中古券売機はどこで買う?
中古券売機はどこで売ってるのでしょうか?
わからない人もいるかもしれませんのでご説明します。
ショッピングモール・オークション系から
- yahooオークション
- yahooショッピング
- メルカリ
- 楽天市場
などが一般的だと思います。
また、オフィス機器を扱ってるリサイクルショップ・厨房機器のリサイクルショップで販売されています。
オークションのメリット・デメリット
まずは、1のオークションですがお値段が破格で買えるメリットがあります。
一方、商品の状態が写真でしか確認できません。
知識のない出品者やリサイクルショップから券売機を購入すると、思わぬトラブルに巻き込まれます。
券売機の不備や欠品を隠してる場合もあるのでリスクを知って上で購入してください。
メーカーから中古品を買う
滅多にないことですが、メーカーさんも中古の券売機をストックとして持ってるときがあります。
メーカーは、基本的に新品しか売りませんが聞いてみるのはタダなので相談すると「ありますよ!」と言ってくれるかもしれません。
また、中古で買った券売機の部品交換に対応してくれるメーカーもあるので、不具合がある部分だけ新品にするのも安く券売機を買い取る方法です。
部品交換の際に、保守契約すれば券売機を使ってる途中に故障してもメーカーが修理対応してくれます。
安心の専門店から買う
券売機を中古で取り扱っている専門店もいくつかあります。
アトラスも、インターネットなどで全国から券売機を買取しています。
飲食店から厨房機器を買取してるリサイクルショップで買い取ってもらうことをおすすめします。
総合リサイクルショップ(なんでも買い取りするリサイクルショップ)は、買取りのお値段が安くなる傾向にあるので避けた方がいいかもしれません。
関東圏でおすすめのリサイクルショップは
アトラスと買取額を比べてみる価値があるリサイクルショップです。
中古品で買ってはいけない券売機は?
残念ながら、購入してもメニューの登録ができない、故障していても修理できない券売機がたくさんあります。
とくに、オークションなどは2次使用できない券売機がたくさん出品されています。
- メニューの変更がメーカーでしかできない
- 部品の供給に応じてくれない
- 倒産によりメーカーが存在しない
などの出品物があるのでわからないときは、アトラスヘご相談ください。
2次使用できないメーカーは、
- クボタ
- テラオカ
- 芝浦
などのメーカーです。
クボタは、倒産により部品供給ができないので使い切りと思ってください。
テラオカは、メニューの変更がメーカーでないとできません。
芝浦は、中古品の部品交換に応じてくれない場合があるので中古品を買うときは注意してください。
芝浦の券売機は、当社でメニュー変更・修理対応が可能なのでご相談ください。
中古で買っても問題ない券売機6選
中古品で、券売機の相談に応じてくれるメーカーは、グローリーのみだと思ってください。
他のメーカーは、ケースバイケースなので中古品の購入はおすすめしません。
ただし、グローリーも現行品のみ修理対応・部品供給に対応してくれるだけです。
旧型のタイプは、部品がでない機種や改造が必要な場合があります。
メーカーが対応してくれる機種は?
グローリー製
- VT-T20
- VT-G20
- VT-B20
- VT-S20
マミヤオーピー
- VMT-120
- VMT-600
以上の機種は、メーカーに頼むと修理対応してくれるので中古で購入しても問題ない券売機です。
ただし、液晶画面の券売機はメニュー変更がメーカーでないと、ほとんどできなくなってます。
中古で購入してもすぐに使えるわけではないので、液晶タッチパネル式は中古は控えた方がいいかもしれません。
キャッシュレス決済機能がついた券売機も、メーカーに保守をお願いしないと使えない場合が多いのでよく確かめてください。
※オンラインの工事等が必要な為
購入する前に押さえておきたい3つのポイント
中古の券売機を買うポイントを3つピックアップします。
ポイント1:個体番号を表記してる券売機を買う
ポイント2:データーを初期化してる券売機を買う
ポイント3:メニューの登録をサポートしてくれる業者から買う
ポイント1:個体番号は、券売機の製造年月日や納品されたお店などの履歴を示す大事な情報です。
事故物件などの券売機が中古市場で出回ってる場合もあるので、番号を公開してる販社から買ってください。
※事故物件=リース中の券売機やレンタル中の券売機
ポイント2:データーを初期化してない券売機は、前のお店で使っていた売上などが加算される場合があります。
初期化されてる券売機を買うと自店の売上のみが表示されるので煩わしくありません。
機能面などには影響しませんが、初期化する方法は専門の業者しか知らないので、それだけで券売機の知識があると判断できます。
また、初期化することにより2次使用ができる券売機ということになります。
券売機はごく稀に、お店独自のパスワードを設定してる場合があります。
パスワードが設定されてると初期化ができないので初期化されてる券売機を選んだ方が無難です。
※パスワードが設定されてるとリモコンで操作ができないことがあります
ポイント3:メニューの登録をサポートしてくれる業者から購入すると、メニューの変更費用が節約できる場合があります。
アトラスは、中古で券売機を購入するとメニュー登録を無料で承っています。
メーカーに登録を頼むと意外と高額になるので事前に見積もりを取ってください。
また、メニューの変更ができる業者は、券売機の操作を熟知してるのでその様な業者から購入することをおすすめします。
別ページでメニュー登録の詳しい情報を掲載しています。
あわせて見てください!
中古の券売機が壊れたらどうする?
中古の券売機を修理してくれないメーカーがあるのご存知でしょうか?
中古品と聞いただけで、現行販売品であっても修理不可の場合があります。
そんなときは、アトラスへご相談ください。
アトラスは券売機以外にも両替機・紙幣計数機・硬貨計数機など事務機器の修理が得意な販社です。
別サイトで修理ができる設備をピックアップしてます。
あわせて見てください。
新紙幣対応の券売機は、中古では無理?
中古の券売機は、新紙の識別機が入手困難になる可能性が高いとおもいます。
メーカーも、新品購入してくれたユーザーを優先するので中古購入のユーザーは後回しにされる可能性が大です。
じっさい、新500のときは納期にかなりの時間がかかりました。
新札変更ことを考慮して、専門店でお買い求めくださいね!
アトラスは、新札対応の識別機をいち早く提供する予定です。
まとめ
こんかいは、中古券売機を購入するリスクをかんたんに説明しました。
券売機は、故障の少ない設備ですが5年以上の使用期間が過ぎると不具合がでてきます。
- 識別機
- コインメック
- プリンター
などはとくに壊れやすいので、信頼できるショップから購入することをおすすめいたします。
アトラスは、中古券売機を別サイトで販売しています。
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