2024年新紙幣発行 お札が変わります
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2024年新紙幣発行、すべてのお札が変わります!
来年2024年お札が変わります。1万円・5千円・千円すべての紙幣が新しくなります。
発表後は頻繁にテレビで取り上げられましたが、ここ最近はあまり話題になりませんね。
2024年上半期とも秋頃とも言われていますが、発行の時期は未確定です。
では、『お札が新しくなると、なにが変わるの?』現在お使いの両替機や券売機、自動食券機の紙幣識別機を交換しないと、新紙幣の受け入れはできません。つまり、お客様の利用ができなくなり利便性に欠けてしまいます。
『急がなくても大丈夫!?』現行の紙幣を銀行に預けた時点で回収されます。引き出すときは、もちろん新紙幣で戻ります。タンス預金者が多いなら話しは別ですが、予想よりも早く移行するのではないでしょうか。
アトラスでは新券対応の識別機(一部機種のみ)の販売を予定しています。メーカー現行品、販売終了品を問わず。『両替機・食券機・自動販売機など識別機が内蔵されている本体は廃棄せず保管』してください。
因みに、前回の発行は2004年だそうです。実に20年ぶりの刷新になります。一万円札には渋沢栄一、五千円札には津田梅子、千円札には北里柴三郎の肖像画が採用されます。
紙幣識別機とは?
先ほどから頻繁に出てくるワード、紙幣識別機のことをビルバリとも呼びます。お札の真贋を正確に判定する重要な箇所、機械部品のことです。
紙幣識別機は、紙幣の特徴的なパターンやマーキング、または紙幣に含まれるセキュリティ機能などをスキャンして、それが正規の紙幣であるかどうかを判断します。これにより、偽造紙幣を防止することができます。
多くの紙幣識別機は、光学的な検査技術を使用しており、紙幣の表面をスキャンし、偽造を検出するために特定の特徴を比較します。また、一部の機種は磁気的な検査技術を使用しており、紙幣に埋め込まれた磁気ストライプを読み取ることができます。
紙幣識別機は、紙幣の種類に応じて異なる検査方法を使用することがあります。また機種によっては、異なる通貨の紙幣を認識できるように設計されているものもあります。
つまりとても重要な箇所です。デザインや形状は多種あり、機種によって違います。
エスクロ機能とは?
関連ワードとして、エスクロについてもご説明します。
エスクロとは、『投入された貨幣を一時的に保留しておく』機能のことです。
紙幣識別機とコインメック(コインセレクターやアクセプタとも呼ぶ)には、エスクロ機能有り無しの2種類があります。
- エスクロ機能あり:一定枚数をいったん保留、超過すると硬貨を入れても返却口に戻ってしまう。返却レバーを押したとき、自分で投入した貨幣が優先して返却される。
- エスクロ機能なし:任意設定の枚数まで連続投入できる。千円札を入れた後に返却レバーを押すと必ず硬貨で返金される。
コインメックのエスクロ機能あり、最大の目的は偽造硬貨や外国硬貨の不正使用を防ぐためです。
だいぶ前になりますが、500ウォンの重さを調整し、偽造500円として不正使用されていた時期がありました。ジュース自販機では、この被害が特に多かったと聞きます。
エスクロ機能ありならば、返却レバーを押すと自分が入れた硬貨が戻ってくるだけ、被害も最小限で済むわけです。
エスクロ機能ありのメリット
- 偽造硬貨や外国硬貨の不正使用を防ぐことができる。
- 返却レバーを押したとき、投入された貨幣と同じ貨幣を返すことができる。
- つり銭切れを防ぐことができる。
エスクロ機能ありのデメリット
- エスクロ機能なしに比べて、処理スピードが落ちる。
- 保留できる枚数に限りがある。一定枚数を超過すると硬貨を入れても返却口に戻されてしまう。一定枚数は100円4枚・500円3枚です。これ以上を投入したい、連続投入スピードをUPしたい場合、エスクロ機能なし一択となります。ちなみに、50円と10円の枚数制限はありません。
新札対応の識別機ご注文について
誠に申し訳ございません。現状では、価格・販売時期・適合機種とも未定です。
識別機の載せ替えだけで済む機種もあれば、そうでない機種もあります。どの機種であっても「もう使えないだろう」とか「邪魔だから廃棄しよう」と思わず、まずはお問い合わせください。
価格などの詳細は、ホームページ上でも追って告知します。
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