券売機の導入はレンタル・リースどっちがお得?メリット・デメリット解説!
こんかいは、お客様からの質問が多い「リース・レンタルの違い」と「メリット・デメリット」について解説します。
そもそも・・・
リースとは?
メリット・デメリットは?
リースとローン、なにが違うの?
よくわからない人も多いと思います。
リースとレンタルのメリット・デメリットをかんたんに説明すると、
リース最大のメリットは『最新の券売機を導入できる』
リース最大のデメリットは『途中で解約できない』
レンタル最大のメリットは『使ったぶんだけ支払う』
レンタル最大のデメリットは『機種の選択肢がすくない』
この4点です。
券売機を導入される前に、リースorレンタルどちらにするか?
このページを参考にしていただけると幸いです。
Contents
リース契約とは?
そもそもリース取引きとは?
- ファイナンスリース
- オペレーティング・リース
の2種類があります。
一般的な契約は、ファイナンス・リースの方です。
ファイナンス・リースはさらに、<所有権移転と所有権移転外>に分けられます。
リース期間が終わると所有権はリース会社からお客様へ。
リース料を全額支払っても、所有権はリース会社のまま。
契約のほとんどは、<所有権移転外ファイナンス・リース>です。
つまりリース料をいくら支払っても自分の所有にはなりません。
再リース延長しても同じこと、所有権はずっとリース会社です。
ご参考までに下図ご覧ください。
- 好きな券売機を選ぶ
- リース会社が購入→お客様へリース
- 券売機が搬入される
- リース料の支払いスタート
- リース満了時に解約or再リースを選ぶ
- 解約:リース会社に返却
- 再リース:延長使用で支払い継続
契約期間中の支払いは以下のとおりです。
- 券売機の購入代金
- 支払い利息
- メーカーとの保守契約料・固定資産税(市区町村へ申告・納付)
- 保険料(保険会社)
オペレーティング・リースは、ファイナンス・リース以外のことを指します。
基本は短期契約、期間が終わればリース会社に返却します。
不特定多数のお客様に賃借するので、レンタルのようなものとお考えください。
リース・レンタル・割賦の違い
リース・レンタル・割賦(延払)を比べてみました。
割賦(かっぷまたはわっぷ)延払(のべばらい)とは、代金を分割で支払うこと。
契約時しか聞かない言葉ですが、リースについての記事なので用いました。
表1 | リース | 株式会社アトラスのレンタル | 割賦(延払) |
商品 | あらゆる機械設備 | あらゆる機械設備 | あらゆる機械設備 |
選択肢 | 自由に選択 | 在庫品から | 自由に選択 |
契約期間 | 7年以内 | 短期1日~ | 5年以内 |
---|---|---|---|
所有権 | リース会社 | レンタル会社 | (※1)お客様 |
減価償却 | リース会社 | レンタル会社 | お客様 |
損金処理 | 原則リース料全額 | レンタル料全額 | 減価償却費・利息 |
管理責任 | お客様 | レンタル会社 | お客様 |
期間満了 | (※2)返却か延長 | (※3)返却か延長 | お客様の所有資産 |
中途解約 | 不可 | 可 | 不可 |
(※1)所有権留保、代金を完済すると移行できる。
(※2)再リース選択で延長使用できる。延長後のリース料はグッと安くなる。
(※3)当社では、契約途中でも購入へ切替えできる。(現在は行っておりません)
標準的な契約としての比較です。詳細は契約会社へ確認してください。
リースのメリット
- 最新の券売機を導入できる
- 最新の券売機を自由に選べます。
- リース期間満了時、延長を選択すれば機種変更できます。
- つまり、機能が充実した新型の券売機が新たに導入できるわけです。
- 急速に変わっていく決済、キャッシュレスに素早く対応できます。
-
多額な購入資金は不要
- リース会社が一括購入するので、お客様の大きな費用負担はありません。
- リース料は毎月定額、コストの把握もかんたんです。
- 手持ち資金が確保できるため、ほか設備に活用することもできます。
- 初期投資が抑えられるので起業されたばかりのお客さまには、とても心強いですね。
-
損金処理できる
- 原則、リース料全額を損金処理できます。
- つまり、月々のお支払いを経費にすることができるため管理コストを節約することが可能です。
- また所有権はリース会社なので、減価償却費・固定資産税といった会計処理が楽になります。
リースのデメリット
- 中途解約できない
- ファイナンス・リース契約は途中解約できません。
- どうしても解約する場合は、未払いリース料を一括返済しなければなりません。
-
審査がきびしい
- 金融機関の審査が必要です。
- 提出書類がたくさんあり、面倒で時間もかかります。
-
自己管理が必要
- 所有者はリース会社ですが、管理責任者はお客様です。券売機メーカーとの保守規約が守られていない状況下での故障は、有償修理になることもあるようです。
-
自分のものにならない
- 所有権移転外ファイナンス・リースは、いくら支払ってもリース会社の所有です。
- 再リース延長をしても所有権は変わりません。
-
総額が割高になる
- リース料には、券売機の代金・固定資産税・保険料・金利などが含まれます。
- このためトータル支払い金額は高くなります。
レンタルのメリット
- 使った分だけ支払う
- 使用した日数のみ料金を支払うシステムです。
- 契約期間は、短期1日~・7日以上・月契約・年契約とレンタル会社によって変わります。
- アトラスでは最短1日、月額を日割り計算します。
-
いつでも解約できる
- 即日可能・事前通告ありなら可・契約満期までとレンタル会社により内容は様々です。
- アトラスならいつでも解約OK、違約金もありません。
-
審査が通りやすい
- 自社在庫品を直接お客様に貸し出すので、金融機関の審査は必要ありません。
- 納品を急いでる方には最適です。
-
管理責任がない
- レンタル中の故障は、どの会社も無償修理または代替品で対応します。
- ただし、お客様有責は除きます。
-
損金処理できる
- レンタル料全額を損金処理できます。また所有権はレンタル会社なので、減価償却・固定資産税の支払いといった手間がありません。
レンタルのデメリット
- 長期は割高になる
- レンタルが長いほど支払う額も増えます。期間によりますが、「最初から中古券売機を買ったほうが安かった」なんてことも。アトラスなら、レンタル→購入へ切替えができます。(現在は行っておりません)
-
選択肢がすくない
- レンタル会社の在庫品しか選べない。希望する仕様と違う、サイズが合わない、複数借りたいのに台数が足りない、と言った不都合があります。
-
自分のものにならない
- いくら支払ってもレンタル会社の所有です。
- このデメリットはリース・レンタルとも同じです。
レンタルorリースどちらがよい?
『レンタルがおすすめのお店』
- 起業したばかりで、先行きが不透明
- 短期間(イベントなど)の営業形態
上記2点が当てはまるなら、レンタルが断然おすすめ!
具体的にはOPEN前の飲食店、海の家やスキー場といったところでしょうか。
ほか券売機の導入を検討中、購入する前に試してみたいという方です。
『リースをおすすめするお店』
- 営業が軌道にのり利益が十分にとれている
- 最新で高性能、高額な券売機を導入したい
であれば、リースをおすすめします。
具体的には、「液晶タッチパネルで高価な券売機」と「キャッシュレス決済」を導入したいお店です。
ある程度の利益が把握できれば、リースを有効活用できると思います。
中古品で券売機を購入する
リース契約と「レンタルのメリット・デメリット」をご説明しましたが、開業して間もないお客様はリース契約がむずかしい場合があります。
また、リース・レンタル契約もトータルで計算するとお値段が割高になる傾向です。
そこで、中古で券売機購入すると言った選択肢もあります。
中古品は、新品の半額程度で券売機を購入することができます。
デメリットは、
- 故障したときのリスク
- 導入後のアフター
この2点です。
券売機を中古品で購入するリスクについては、別ページで詳しく説明しています。
あわせて見てください。
まとめ
リースのメリットは、最新の機種を新品で導入できること。
レンタルのメリットは、いつでも好きなときに解約できること。
ただし、どちらもお客様に所有権はありません。
お金がない、資金調達がむずかしいときの解決策として、リースかレンタルを活用することが店舗運営のカギとなります。
もう一つ、中古で券売機を買うことも賢い方法です。
券売機の中古品は、別サイトで販売しています。
グローリー・芝浦などの現行販売品を数多く取り扱いしてるのであわせて見てください。
ただし、中古品は少し知識が必要になります。
「安物買いの銭失い」にならないように購入してください。
アトラスは、飲食店を経営してるオーナー様に中古券売機を多数販売してます。
本サイトに導入事例を一部掲載してるので参考にしてください!
券売機は、お店を少人数で運営するのにとても便利な機械です。
リース・レンタルどちらを選択するか?じっくり考えてから選びましょう!
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